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キーン先生との出会い

現在、当社では CSR 活動の一環として、(公財 )ブルボン吉田記念財団が運営するドナルド・キーン・センター柏崎の活動を支援しております。
今回は当社がなぜキーン先生と出会い、共感し、支援するに至ったのかをご紹介します。

ドナルド・キーン先生は日本文学研究者で文芸評論家、米コロンビア大学名誉教授。

「源氏物語」に魅せられ、川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫など名だたる作家と交流を深めながら古典から現代文学まで広く研究し、日本文学を海外に紹介していただいていました。

2007年(平成19年)7月に発生した中越沖地震で被災した新潟県柏崎市に、同年9月ドナルド・キーン先生を通じて柏崎が舞台となった「越後國柏崎・弘知法印御伝記(※)」古浄瑠璃上演の企画が持ち込まれ、市民ボランティアを中心に2009年(平成21年)6月に300年ぶりに復活公演が行われました。

このご縁から2010年(平成22年)10月、「越後國柏崎・弘知法印御伝記」東京上演をドナルド・キーン先生が実行委員長、当社が協賛する形で実施させていただいたことがドナルド・キーン先生と当社との深いつながりとなりました。

※「越後國柏崎・弘知法印御伝記」は1685年(貞享2年)に出版された浄瑠璃本。日本では残存が確認されておらず、1962年(昭和37年)に当時ケンブリッジ大学で教鞭をとられていた鳥越文藏氏が大英博物館で発見。2009年に約300年ぶりに柏崎にて上演された。2017年(平成29年)6月には大英図書館での里帰り上演を実施。

2011年(平成23年)3月、東日本大震災が発生した際、被災した日本を想い、ドナルド・キーン先生は日本帰化することを発言され、多くの日本人が勇気づけられました。
2011年(平成23年)8月、市民を中心とした文化活動の発信拠点として大きな文化活動へ発展することを願い、ドナルド・キーン先生の日本国籍取得・日本永住に向けたニューヨークからの引っ越しを機に、ドナルド・キーン・センター設立構想が持ち上がりました。

当社からは柏崎市内に保有する研修センターの一部を提供し、運営は(公財)ブルボン吉田記念財団と市内ボランティアの皆様を中心に行うことで構想が実現し、2013年(平成25年)9月21日、ドナルド・キーン・センター柏崎が開館致しました。
館内ではドナルド・キーン先生のニューヨークの書斎を再現し、書架を埋める蔵書、愛用していたテーブルや椅子、ワードプロセッサー、ペン、眼鏡など、今先生がここで仕事をしていた雰囲気をそのままに醸し出す書斎の再現ホールを公開しています。

2019年(令和元年)2月24日、ドナルド・キーン先生がご逝去されました。
当社としては生前の活動を伝える必要があると考え、ドナルド・キーン・センター柏崎が主催する講演会、展示会、朗読会を引き続き支援しています。また、柏崎市の文化発信の場として人形浄瑠璃、オペラ講座など幅広い活動の支援も行なっております。柏崎にお越しの際はぜひご覧頂ければと思います。

ドナルド・キーン・センター柏崎 HP https://www.donaldkeenecenter.jp/
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