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文化スポーツジャンル:ブルボンウォーターポロクラブ柏崎への支援活動

当社では、CSR活動の一環で、地元新潟県柏崎市に活動の本拠を置く水球クラブチーム『ブルボンウォーターポロクラブ柏崎』を設立当初からネーミングライツや選手の雇用で支援を続けております。
『ブルボンウォーターポロクラブ柏崎』(以下、ブルボンKZ)は2020年に創立10周年を迎えました。創立時に当社が支援に至ったいきさつやその後の10年の支援活動を振り返ります。

柏崎水球の歴史は、1964年の新潟夏季国体の水球会場に柏崎市が選ばれたことをきっかけに、水球チームが立ち上がったところから始まりました。新潟地震により新潟夏季国体は中止となりましたが、同年開催されたインターハイで優勝、翌年のインターハイでも優勝し2連覇を達成、黄金時代を築き上げました。当時のメンバーであった矢島秀三さん(故人)はその後、昭和43年メキシコオリンピック、昭和47年ミュンヘンオリンピックではキャプテンとして出場しています。このように50年以上、柏崎水球は途絶えることなく引き継がれ、現在に至ります。

安全で安心な食品を安定的に提供し、社会が困難な状況で役に立つことが創業以来の方針ですが、社会的な貢献、健康的な企業になるにはスポーツ・文化活動への関わりが必要だとブルボンKZが創立される前から考えていました。柏崎のような地方の地方都市ではメジャーなスポーツではなく、国体会場にもなり歴史がある水球やハンドボールであれば長く関わることができるという当社の考えに加え、当時、新潟産業大学の学長だった広川俊男さん(故人)と、広川さんの筑波大学水球部の後輩で新潟産業大学に招かれた青栁勧さん(現・シンガポール代表監督)から「社会人チームができれば水球のレベルを上げていける。

6年間支援してもらえたら、五輪に出られるような強いチームができる」というお話をいただき、その熱意と構想に共感し、2010年7月、社会人を対象としたブルボンKZが創立されました。

ブルボンKZ は2020年7月に創立10周年を迎えました。現在では総勢200名近くが所属する日本最大の水球クラブチームへと成長しました。結成して1年目の2010年に日本選手権初出場ながら3位。2012年、日本初となるイタリア人監督セルジオ・ランツァ氏を招聘し、結成3年目にして日本選手権で初優勝。翌年2013年に柏崎アクアパークでの日本選手権の誘致・開催に貢献しました。2015年、地元のジュニア水球チーム「柏崎アクアクラブ」と統合し、新生ブルボンKZとして活動を開始しました。2016年、水球日本代表が32年ぶりにリオデジャネイロオリンピックに出場し、ブルボンKZから当社所属の4名の選手(筈井翔太、志水祐介、保田賢也、棚村克行)を輩出しました。同年には元モンテネグロ代表監督ランコ・ペロビッチ氏を招聘し、2018年に6年ぶり2度目となる日本選手権優勝を果たしました。2020年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、1年延期の開催となった2020東京オリンピックにブルボンKZから5名の選手・審判員を輩出、そのうち3名が当社所属の選手(志水祐介、棚村克行、小出未来)でした。男子はヨーロッパの強豪やアメリカに敵いませんでしたが、あと1歩のところまで追い詰め、南アフリカ戦では1984年ロサンゼルス大会以来37年ぶりの勝利を収めました。女子も各地域の強豪に及びませんでしたが、初戦のアメリカ戦では小出未来選手が日本女子としてオリンピック初得点を決めるなど活躍しました。

当社としては社会人選手の雇用や水球日本代表男女へのオフィシャルスポンサー、日本選手権やジャパンウォーターポロリーグ(JWL)への大会協賛等さまざまな活動を通じ、水球競技の発展に寄与しています。また、地域貢献の一環として地元で開催される各種イベントや小学校の水泳授業への所属選手の派遣をし、地元に愛されるチームや選手の育成にも取り組んでいます。
これからもブルボンKZとの協力関係のもと水球競技の普及・発展のための支援を継続し、地元柏崎から水球の裾野を広げることに貢献したいと考えております。

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